東京・歌舞伎町で居酒屋の営業を認める見返りとして、暴力団の新年会の開催場所に使い、酒などの提供を受けたとして、暴力団幹部の男ら2人が逮捕されました。

 指定暴力団住吉会系幹部の大塚陽太容疑者(38)ら2人は、1月、歌舞伎町の居酒屋の営業を容認する見返りとして、店で組の新年会を開催し、酒などの提供を受けた都の暴力団排除条例違反の疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、2人はこの店を貸し切っていて、新年会には組の関係者らおよそ50人が参加していたということです。

 通常の客であれば数十万円となる会計を数万円にしていて、事実上の「みかじめ料」だったとみられています。

 警視庁は2人の認否を明らかにしていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。