各地で相次ぐ強盗事件で、指示役がほぼすべての事件で同一のアプリ「シグナル」を使って犯行の指示をしていたことが分かり、警察庁はアプリ運営会社にも捜査協力を依頼しています。

 8月から相次ぐ強盗事件で、警視庁など1都3県の合同捜査本部は18歳から43歳までの男女32人を逮捕しています。

 32人は、いずれもSNSで「闇バイト」に応募して、犯行方法などの指示を受けていました。

 その後の警察への取材で、これまでの捜査の段階では32人のほぼすべてが通信アプリ「シグナル」を使用させられていたことが新たに分かりました。

 実行役らは「シグナルでお話しします」などと指示を受け、SNSから早い段階でシグナルに移動させられていたということです。

 こうしたことから警視庁は警察庁などを通じ、指示役の特定に向けてアメリカにある「シグナル」の運営会社に捜査協力の依頼を行っています。

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