関東を中心に相次ぐ強盗事件のうち、東京・国分寺市で起きた強盗致傷事件で、逮捕された回収役とされる女が「金品は指示された場所に運んだ」と供述していることが分かりました。

 千葉県柏市の樋口伶奈容疑者(30)は、先月30日、仲間と共謀して国分寺市の住宅に押し入り、女性にけがをさせて現金550万円などを奪った疑いが持たれています。

 樋口容疑者は、奪った金品の回収・運搬役とみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、樋口容疑者が「闇バイトでやった」「金品は公園で受け取った。その後、指示された場所に運んだ」と供述していることが分かりました。

 さらに防犯カメラなどの捜査で足取りも判明しました。

 樋口容疑者は、まず、自宅近くの公園で実行役とみられる人物から金品を受け取り、タクシーで東京都内に移動しました。

 樋口容疑者はその後、足立区梅田にある公園のトイレに入っていきました。そこで別の人物に金品を渡したとみられています。

 警視庁は、さらなる回収役や金品の行方を追っています。

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