化粧品と見せ掛けてタイから違法薬物「ケタミン」が密輸された事件で、新たに指示役とみられる暴力団幹部の男が埼玉県警に逮捕されました。
指定暴力団住吉会系幹部の永井恭平容疑者(38)は去年、タイから違法薬物「ケタミン」およそ150グラムを販売目的で密輸した疑いが持たれています。
警察によりますと、ケタミンは化粧品のフェイスパウダーの容器に入れられていて、末端価格はおよそ300万円に上るということです。
永井容疑者は交友関係のある女性を、このケタミンが入れられた荷物の送り先にしたうえで、荷物を受け取るよう指示していたということです。
取り調べに対し、永井容疑者は黙秘しているということです。
警察は、永井容疑者が指示役として他の密輸事件にも関与しているとみて調べています。
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