フィリピンを拠点とした大規模特殊詐欺事件で高齢女性からキャッシュカードを盗んだなどとして逮捕された男性について、東京地検は不起訴処分としました。

 60歳の男性は2019年、仲間と共謀して高齢女性からキャッシュカードを盗み、現金150万円を引き出したとして逮捕されました。

 男性はフィリピン国内で逃亡生活を送っていたものの、去年2月に偽造免許証を所持した疑いでフィリピン警察に逮捕され、日本に移送されていました。

 この男性について東京地検は今月24日付で不起訴処分としました。

 処分の理由は明らかにしていません。

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