熱中症警戒アラート発令で設置されたのぼり旗=7月、埼玉県所沢市

 総務省消防庁は18日、熱中症により8月に救急搬送された人は、全国で3万2806人だったと発表した。猛暑が続く一方、台風10号の影響で悪天候の日も多く、昨年同月より2029人減少した。23都府県で計43人の死亡が確認された。

 今後も数日間は残暑が続く見通しで、消防庁はエアコンの適切な使用や小まめな水分補給、帽子の着用などを呼びかけている。

 3週間以上の入院が必要な重症者は708人、短期入院が必要な中等症は1万615人。年齢別では65歳以上の高齢者が1万8703人で6割近くを占めた。

 都道府県別では東京が2439人で最も多く、大阪2406人、愛知2136人と続いた。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。