福岡市は11日、市内の認可保育園が7月、手足口病に感染した0歳児を段ボール箱に入れて隔離していたと明らかにした。市は「適切な保育ではない」として、同園関係者を口頭注意した。今後、児童福祉法に基づき、園側を指導するか検討しているとしている。

 市によると、手足口病の症状が出た0歳児を事務室に移し、保護者が迎えに来るまで段ボール箱に入れていた。

 園側は、0歳児の症状が重く、感染を防ぐためで、段ボール箱に入れていたのは短時間だった旨の説明をしている。

 8月下旬、市に指導を求める匿名の連絡があり、その後の定期監査で市が事実関係を確認した。(共同)

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