囲碁の七大タイトルの1つ、名人戦七番勝負が相模原市で始まりました。芝野虎丸名人(24)は3連覇がかかり、対する一力遼棋聖(27)は2度目の挑戦で、タイトル獲得となれば4冠達成です。

 名人戦七番勝負の第1局1日目は相模原市で、27日午前9時から始まりました。

 芝野虎丸名人は3連覇がかかり、2度目の挑戦の一力遼棋聖は七大タイトルのうち、「天元」と「本因坊」も保持しているので、「名人」を奪取すれば4冠目のタイトルとなります。

 また、一力棋聖は4年に1度開催される国際戦「応氏杯世界選手権」の決勝に進出し、ここまで2勝0敗で日本人初の優勝まであと1勝と勢いに乗っています。

 名人戦は持ち時間が8時間の2日制で、勝敗は28日午後に決まる見込みで、先に4勝したほうがタイトル獲得となります。

 優勝賞金は棋聖戦の最高額4300万円に次ぐ3000万円です。

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