主に子どもの間で流行する手足口病の東京都内での患者報告数が先月29日からの1週間で1定点医療機関あたり「10.61人」でした。3週連続の減少ですが、今も流行の警報レベルを大きく超えています。

 「東京都感染症情報センター」によりますと、先月29日から今月4日までの1週間で、手足口病の患者報告数は1医療機関あたり「10.61人」で、前の週の「13.72人」からおよそ23%減少しました。

 減少は3週連続です。

 手足口病の流行の警報レベルは1医療機関あたり「5.0人」などの基準があり、警報レベルの基準を超えるのは8週連続です。

 手足口病は主に子どもの間で流行し、症状として口の中や手のひら、足の裏に発しんや水疱(すいほう)が現れるほか、まれに急性脳炎や心筋炎の合併症も報告されています。

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