20日から多くの小中学校で夏休みが始まりましたが、関東から沖縄にかけて猛暑日が続出しました。関東では午後になって大気が不安定になり、激しい雷雨になった所もありました。
■夏休みスタート…猛暑日続出
梅雨明け後、初めての週末を迎えた東京。多くの小中学校で夏休みが始まりましたが、遊びに行くにもこの暑さが問題に。
30代の人
「すごい暑いですね。異常な暑さです」
子どもが4人いるこちらの家族は。
母親
「外に出た瞬間、もう焼け焦げるような感じで皮膚は赤くなっちゃて、もう外で遊べない。川だねとなって」
東京都心では、今シーズン最速となる午前10時前に35℃に到達。午後3時までに熱中症で救急搬送された人が19日の3倍以上の73人となりました。
20日は北海道の札幌から沖縄の那覇まで全国各地で30℃を超えた場所が続出。35℃以上の猛暑日は2日連続で100地点を超え、全国のおよそ7割の観測地点で真夏日となりました。
最も暑かったのは、静岡市で38.9℃を観測。体温超えの危険な暑さとなりました。その静岡市に近い焼津市では猛暑対策の一環として、20日からこちらの公園でミストシャワーが始まりました。
海開きを迎えたのは福島県いわき市の勿来海水浴場。ゆるキャラ「フラおじさん」も華麗にフラダンス。いわき市は32℃を超える今シーズン一番の暑さとなりました。
東北地方の梅雨明けはもう少し先になりそうですが、気分はもうすっかり夏。
栃木県最南端の町、野木町ではヒマワリが見頃を迎えています。東京ドームおよそ1つ分の広さの畑に満開のヒマワリが30万本以上。圧巻の光景です。
埼玉から来た家族
「想像以上にきれいでびっくりしています」
茨城から来た親子
「(Q.いかがですかこの暑さは?)自然の中にいると、自然な汗も気持ち良いかなと」
野木町では21日まで「ひまわりフェスティバル」が開かれています。
能登半島地震で被災した、石川県七尾市ののとじま臨海公園水族館が20日、およそ半年ぶりに一部施設で営業を再開。
岐阜から来た人
「震災があって色々大変だったと思うんですけど、去年もちょうどこの時期に来ていたので、また来られて良かったです」
20日で3日連続の真夏日となった七尾市。子どもたちの夏休みのタイミングでの営業再開となりました。
関東では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発生。
茨城県水戸市では、一時大雨警報が出されるなど今年一番の激しい雨となり、一部地域で道路が冠水。
動画撮影者
「シャワーを常に当てられているような感覚。ワイパーを最大に速くした時でもけっこう前が見えづらかった状況」
ゲリラ雷雨に見舞われました。
厳しい暑さは来週にかけて続くため昼夜を問わず熱中症には注意が必要です。
▶テレ朝天気
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。