日立造船の子会社が船に使われるエンジンの燃料消費率のデータを改ざんして出荷していたことが分かり、国土交通省は8日に子会社を立ち入り調査すると明らかにしました。

 国交省によりますと、日立造船から5日、子会社の「日立造船マリンエンジン」と「アイメックス」が船に使われるエンジンの燃料消費率のデータを改ざんして出荷していたと報告がありました。

 改ざんが確認され出荷されたエンジンは、1999年9月以降で合わせて1364台に上るということです。

 これを受けて国交省は、今月8日に熊本県長洲町の日立造船マリンエンジンの工場に立ち入り調査することを明らかにしました。

 国交省は日立造船に対し、全容の解明と再発防止策の策定について来月末をめどに報告するよう指示しました。

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