最高裁の判事に新たに就任した石兼公博氏(66)が会見を開き、「法の支配を実現し続けることに貢献したい」と抱負を語りました。
元国連大使の石兼公博氏は17日付で最高裁の判事に就任しました。
会見では「多様性を深める日本において法の支配がどうあるべきかを判事という立場から具体的事案に真摯に向き合うことで追求していきたい」と抱負を語りました。
石兼氏は外務省のアジア大洋州局長やカナダ大使を歴任し、去年まで国連大使を務めていました。
ウクライナ侵攻などを念頭に「国際情勢は混迷を極めている」としたうえで、「法の支配を実現し続けることに私自身が貢献したい」と述べました。
石兼氏は今月15日に最高裁判事を定年退官した長嶺安政氏の後任です。
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