北海道警察本部=札幌市中央区

北海道警北見方面本部の男性警視が13日夜、泥酔状態で北見市のプール施設を訪れ、道警に保護されていたことが17日、関係者への取材で分かった。警視は北見方面本部で表彰や懲戒などの事務を担当する監察官室の室長。道警本部監察官室は「事実関係を調査中」としている。

関係者によると、警視は開館中だった13日午後8時半ごろ、施設の裏口の扉を「開けろ」などと言ってたたき、その後正面玄関から建物内に入った。ロビーで職員らが応対したが、会話が成り立たない状態だったため110番通報した。到着した警察官が警視を保護したときには同9時の閉館時間を過ぎていた。

警察官職務執行法は、泥酔して自分や他人に危害を及ぼす恐れがある人を警察署などで保護しなければならないと定めている。

本部監察官室によると、警視は当時、勤務中ではなかったとみられる。

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