悪質なホストクラブの問題を受け、松村国家公安委員長が東京・歌舞伎町を視察し、「法改正も含め、今一歩踏み込んだ対策が必要」などと述べました。

松村委員長
「私もきょう、改めて認識を致しまして、今一歩踏み込んだ対策が必要では無いかと考えた所であります。今後、風営適正化法の改正も含め、何が出来るのか、更なる検討をしていただけるように警察を指導して参りたいと考えております」

 松村国家公安委員長はこれまでに国会で、高額な支払いをさせるため女性客に売春させる悪質なホストクラブの取り締まりなどについて議論してきました。

 松村委員長はこの経験から「強い問題意識を持った」として自ら希望し、26日夜、歌舞伎町のホスト街や売春の温床となっている大久保公園周辺の視察を行いました。

 日本警察の責任者による視察は異例となった去年11月の警察庁・露木長官に続いて2度目となります。

 今年5月までに風俗店への斡旋などで検挙されたホストの人数は24人に上っていて、松村委員長は「強い危機感があり、対処すべき重要な問題」として、法改正を含めた対策を検討していくということです。

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