目撃した運転手は仕事でお客さんの所へ向かっていました。

 スムーズな流れでしたが、前を走るトラックがなぜかスピードを落としました。

運転していた男性
「そこで工事をしているのかなと思ったんですね。何かなと思って、そのまま付いて後ろで待っていたのですけど」

 トラックはゆっくり、ゆっくり前進。

 左側にスペースを空けようとしているのでしょうか、右側の三角コーンギリギリまで車体を寄せています。

 その動きの理由を男性が知ったのは、この直後でした。

 トラックの陰から「ハンドル型電動車いす」、いわゆる“シニアカー”が向かってきたのです。

 女性で80代ぐらいに見えたといいます。

運転していた男性
「やっぱりびっくりしましたよ。ああいう所でこっちへ向かってくることは初めてですね」

 道路交通法では“シニアカー”は歩行者として扱われます。この場所には歩道もありましたが…。

運転していた男性
「(歩道が)一段高くなっているじゃないですか。それが上がれないって思ったのか、実際上がれなかったのか分からないですけど」

 この男性も三角コーンギリギリに車を寄せて“シニアカー”を通したといいます。

 乗っていた女性にとっても危険な状況でした。

運転していた男性
「もう怖かったですよ。歩道がなければ仕方がないのですけれど、歩道があるのですから。歩道をちゃんと走ってもらいたいですよね」

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