千葉県船橋市に本拠地を置くバスケットボール男子Bリーグ「千葉ジェッツふなばし」のホームアリーナになる「ららアリーナ 東京ベイ」(同市浜町2)が29日、開業し、お披露目イベントが開かれた。
イベントでは、同市の松戸徹市長が「市としても南船橋の活性化だけでなく、いろいろな魅力を発信できると大きな期待をしている。来年1月にはBリーグのオールスターゲームも予定されている。全国から集まった人たちに愛されるアリーナになってほしい」とあいさつ。ジェッツの富樫勇樹選手や、同アリーナでアイスショーを予定する宇野昌磨さん、同市の非公認キャラクター「ふなっしー」らがテープカットをした。
富樫選手は「ここでプレーするのが待ち遠しく、すごくワクワクしている。たくさんの人の前で良いプレーができるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
同アリーナでは、フットサルやアイスショーなどのスポーツイベント、音楽イベント、モーターショーなども想定。7月6、7の両日、こけら落とし公演として、ミスターチルドレンのコンサートが開かれる。
同アリーナの敷地は約2万平方メートルで、鉄骨造り地上4階建て、延べ床面積約3万1000平方メートル。観客数は1万人規模を収容し、ジェッツがこれまで本拠地にしていた同市総合体育館の約2倍。外観は、船の航跡とジェット気流をイメージし、アルミパネルで躍動感を演出。内観は、選手たちと観客席の距離が近く感じられる「すり鉢型のボウルデザイン」を採用した。3階には、VIPルームやラウンジ、バルコニーなども設けられ、観戦や鑑賞だけでなく、会食などにも利用できる。【石塚孝志】
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