関東はまもなくピークを迎えるということですが、すでに影響が出てきてるようです。

■東海から関東“台風並み”雨風

　台風のような景色が広がる名古屋市内。28日午後になり、雨雲は徐々に東へ向かいます。

　帰宅時間帯も直撃しています。帰宅ラッシュを迎えた横浜。風が強まってきました。

　雨は都市部でも猛威を振るいます。雨雲は午後になり、徐々に東へ向かいます。愛知県・岐阜県・静岡県にも線状降水帯の予測情報が発表されました。

　線状降水帯の予測情報が出た岐阜県。下呂市では今年一番の雨。普段は温泉で知られる観光地も28日は閑散としています。

観光客
「どんどん雨が強まっている。こんなひどいのはなかなかない」
「帰れなくならないよう祈るばかり」

撮影者
「近くが山の麓なので、上の方でたくさん雨が降ると、こちらの方に川の水がたくさん流れてくるので自然の脅威は怖いですね」

　普段は下呂市を流れる穏やかな飛騨川も、濁流でその表情を一変させています。

土産物店
「川とか土砂、山が多いから怖い」

河の様子を見る県の委託業者
「多分、夜7時ごろにピークがくるのでは」

　都市部にも強い雨が降りつけます。テレビ塔の近くを走る車の映像。時折、視界を遮るほどの雨がたたき付けます。金山駅も台風のような横殴りの雨です。

　午前中、雨雲が広がっていた名古屋駅。正午をすぎ、一気に雨が強まり、視界がなくなるほどです。新幹線のホームもずぶ濡れです。名古屋市内を映したカメラも正午をすぎ、一気に雨雲が広がる様子が分かります。

　去年6月、大雨で車が水没し、1人が死亡するなど被害を受けた愛知県豊橋市。学校を早めに終え、雨に備えます。インタビュー中にも風と雨が吹き付けます。

迎えに来た保護者
「（Q.急に雨が強くなってきましたね？）去年のことがあるので色々心配です。付き添えるのなら、なるべく付き添って安全に家まで帰りたいなと思います」

教頭
「（去年）6月2日のことをすごく覚えていて、あの時のようになってはいけないということで早めの決断をしました」

　さらに東へ行った静岡でも、午後になり、静岡でも雨のピークを迎えます。浜松市内を映したカメラ。正午をすぎ、景色は一変。全く見えなくなりました。

■帰宅時間帯を直撃　影響は？

　帰宅ラッシュも直撃しています。JR東海では午後6時ごろから、一部列車の運休を実施します。

静岡駅ビル　パルシェ　営業部　尾崎あゆみ係長
「大雨で電車が止まる可能性もありますので、お客様の安全とテナント従業員の安全を第一に考慮して18時閉店とさせていただきます」

　雨は関東でも。突然の雨になすすべもありません。千葉でも午後になり、道行く人々を雨が打ち付けます。

▶テレ朝天気

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