28日午前6時35分ごろ、福岡県糸島市荻浦4のJR筑肥線美咲が丘駅で、筑前前原発西唐津行き下り普通列車(3両編成、ワンマン運転)が停止位置から約80メートル過ぎて停車した。
JR九州広報部によると、運転士は駅の接近を知らせる音に気付かず、非常ブレーキを使って約80メートル過ぎた地点で停車した。運転士は「一時的な眠気でブレーキの操作が遅れた」と話している。列車は次の加布里駅まで運転。美咲が丘駅に降車予定だった乗客2人は上り普通列車で引き返し、同駅で乗車予定だった5人は後続列車に乗車したという。
運転士は27日午後2時に勤務を始め、通常通り仮眠や休憩を取っていた。広報部は「事故の可能性もある反省すべき事案で、再発防止に努める」としている。【森永亨】
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