防衛省統合幕僚監部は27日、中国軍のWL10偵察・攻撃型無人機1機が同日午前、東シナ海の日本の防空識別圏を飛行するのを初確認したと発表した。航空自衛隊のF15戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。領空侵犯はなかった。
中国軍の無人機を巡っては、防衛省はこれまでに4機種の飛行を確認、公表している。スクランブルでWL10の飛行を確認したのは初めて。
防衛省によると、WL10は大陸方面から飛来し、東シナ海で少なくとも2度周回飛行した後、大陸方面に戻った。(共同)
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