10年前に新潟県新発田市で当時20歳の女性を殺害した罪などに問われている被告の控訴審で、東京高裁も1審と同様に無期懲役の判決を言い渡しました。

 喜納尚吾被告(40)は2014年1月、当時20歳の女性の車にわいせつ目的で乗り込んで殺害したとして、殺人や強制わいせつ致傷の罪などに問われています。

 喜納被告は、別の強姦致死事件などですでに無期懲役の判決が確定していて、関連性が量刑にどう考慮されるかが焦点となっていました。

 1審の新潟地裁で、検察側は喜納被告が連続して犯行に及んでいることを考慮して死刑を求刑したのに対して無期懲役の判決が言い渡されていて、検察側と弁護側の双方が控訴していました。

 控訴審でも検察側は死刑を求刑した一方、弁護側は無罪を主張していましたが、東京高裁は17日、1審に続き無期懲役の判決を言い渡しました。

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