物価高の中、消費がふるわない実態が浮き彫りになった。
2024年1月から3月までのGDP(国内総生産)は、2期ぶりのマイナス成長で、個人消費は4期連続でのマイナスとなった。
1月から3月のGDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質で、-0.5%だった。
1年間続いた場合の年率に換算すると、-2.0%で、2期ぶりのマイナス成長。
一部自動車メーカーの認証不正問題での出荷停止が響く中、個人消費が-0.7%となった。
消費が4期連続でマイナスになるのは、リーマン・ショックでの落ち込み以来15年ぶりで、食料品や衣服などがふるわない状態が続いている。
政府は、6月からの定額減税などで消費を下支えするとしているが、国内景気は正念場を迎えている。
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