岩手県大船渡市で育てられたアワビの稚貝の出荷が5月15日から始まりました。
県内の18の漁協に合わせて329万個が出荷され、海に放流されます。
大船渡市の県栽培漁業協会では、放流用のアワビを卵から稚貝に育て県内の漁協などに出荷しています。
15日に出荷したアワビは2.5センチほどに育った稚貝、約10万個です。
水槽から取り出された稚貝は、15日の出荷先である山田町の漁協へ運ぶため運送用の箱に詰められました。
県栽培漁業協会では2024年9月頃まで、県内の18の漁協に合わせて329万個を出荷する予定です。
県栽培漁業協会 山口浩史専務理事
「今年は冬の水温が高く成長も早い。エサをたくさん与えたので丈夫に育っているはず。あとは丁寧に放流していただければ」
アワビは放流から4年ほどで県が定めた漁獲サイズの9センチまで成長し、水揚げを迎えます。
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