福井市に本社のある三谷商事が、2023年度の決算を発表しました。過去最高益を更新しています。
         
2023年度の決算は、売上高は前期比1.4%増、営業利益が19.7%増、純利益は22.2%増で、増収増益となりました。各利益は過去最高を更新しています。
 
主力の企業サプライ関連事業で、建設資材や石油製品の価格転嫁が進んだことが利益を増やした主な要因です。

三谷聡社長は、「値上げで利益を得るというのは収益構造として弱い気がする。付加価値を増やし、客に認められるようなサービスを生み出していける人を増やし、組織を作る必要がある」と話しました。

2024年度については、運送費の増加や、ケーブルテレビ事業の光ファイバーに転換する投資費用の増加など、マイナス要因が多く見込まれることから、減収減益を予想しています。
        

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