家具・インテリアを販売する「ニトリホールディングス」は14日、2023年4月から2024年3月までの1年間の連結決算で、経常利益は8.1%減の1323億円で、最終的な利益が9.0%減の865億円となったと発表した。

上場以来、増収増益を続けてきたニトリホールディングスだが、商品の約90%を海外で生産していて、急激な円安による仕入れに関するコストの増加などが要因としている。

似鳥会長は、直近2年で、円相場で円安が1ドル = 40円程度進行し、2年前と比べ為替差損が800億円になったとして、「増収増益は無理だった。20円くらいはなんとかなったけど、40円800億は限界だった」などとコメントした。

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