福島県内に本店を置く3つの銀行が決算を発表した。コロナ禍からの回復で東邦銀行・福島銀行・大東銀行の3行とも「増収」となった。

東邦銀行・佐藤稔頭取:「相応の改善基調というものが見えてきたという風に私どもとしては判断をしているものでございます」

2023年度の決算を発表した東邦銀行。全体の収益にあたる「経常収益」は連結で589億8400万円と、前の年度から2億8100万円の「増収」。最終的な儲けである「純利益」は52億5200万円と、7億5900万円の「増益」となった。
前の年度の決算での「減収・減益」から一転し「増収・増益」
コロナ禍からの回復で、企業の経済活動が活発になったことが背景にあり「金利の引き上げなどで今後も収入を確保できる見通し」としている。

同じく14日決算を発表した福島銀行は「経常収益」が前の年度より1200万円の「増収」。一方で「純利益」は200万円の「減益」となった。

また、先週決算発表を行っていた大東銀行も「経常収益」は「増収」の一方、経費の増加などで「純利益」は「減益」としている。

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