福島県福島市のJR福島駅西口のイトーヨーカドーが閉店してから1週間。住民からは「寂しい」「不便だ」などの声が聞かれたが、JR福島駅前の賑わいを生み出すための対策が急がれる。

イトーヨーカドー福島店の看板に白いシートを貼る作業が行われている。

「長きに渡りましてご愛顧賜りましたこと本当にありがとうございます」
5月6日多くの人に見守られる中、閉店したイトーヨーカドー福島店。39年の歴史に幕を降ろした。

賑わいがみられた最終日から一転。看板は外され、建物にはイトーヨーカドーの文字の跡だけが残る。閉店から1週間たった14日も着々と進められる片付け作業。気になるのは、やはり”まちの賑わい”だ。

福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー:「建物が面しているこの通り、今ちょうどお昼時なんですが、人通りはほとんど無く寂しさを感じます」

JR福島駅西口のすぐ目の前という一等地だが、人の姿はまばら。
この状況に街の人は「人通りも無くて寂しい感じですね」「近くのスーパーも良いんですけど、大きいから色々商品もあったのでちょっと寂しいなという気持ちです」などと話す。
後継店が決まらず空洞化が心配される福島駅西口。一日も早い駅前の活性化などが求められる。

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