日銀が国債買い入れの減額を発表したことを受け、長期金利が上昇した。

市場からは、「円安進行へのけん制」との見方も出ている。

日銀は13日、国債の買い入れ予定額を4250億円として、これまでに比べて500億円減額すると発表した。

減額は、3月にマイナス金利を解除してから初めて。

債券市場では、日銀による買い支えが弱まるとの見方から、国債を売る動きが広がり、金利が上昇した。

長期金利の代表的な指標である10年物の国債の利回りは、一時0.940%をつけ、約半年ぶりの高水準となった。

市場関係者からは、日銀の国債買い入れの減額を「サプライズ」としたうえで、「円安進行へのけん制」との見方も出ている。

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