ワタミは13日、2024年3月期の連結決算が増収増益だったと発表した。

国内外食事業は、歓送迎会など宴会需要の回復にともない、「ミライザカ」や「鳥メロ」などの居酒屋がコロナ渦前の水準に戻っていて、営業利益は前の期の2.5倍となる37億円、純利益も2.5倍の41億円となった。

一方、2025年3月期の業績予想は出さなかった。

渡辺美樹会長兼社長は「増収増益は当然考えている」としたうえで、「将来の円安に備えて大きなM&Aもあり得ることから、何が起きるかわからないため業績予想は出していない」と説明。

さらに為替相場についても、「日本がクラッシュすることがあるのではないかという非常に危機感を持っている」と述べた。

また、次の賃上げについては5%を目指すとしている。

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