ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは13日、2023年7月から2024年3月までの9カ月間の連結決算を発表した。

売上高は1兆5673億円、本業のもうけを示す営業利益は1102億円で、いずれも過去最高を更新した。

このうち円安などを背景に伸びているインバウンドによる免税品の売上高は813億円で、コロナ前の684億円を上回った。

SNSでの販促強化やインフラ対応などを進めたことで、韓国や台湾、東南アジア、米国からの観光客が増えたことが要因。

今後もプライベートブランドでニーズを捉えた商品を展開するなどして、インバウンド需要をさらに取り込むとしている。

また、通期業績予想についても、売上高は初の2兆円台となる8%増の2兆860億円、営業利益は28%増の1350億円を見込む。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。