岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手が5月9日、自身のSNSで贈り物とみられる青い南部鉄瓶を紹介し大きな反響を呼んでいます。
商品を手がける奥州市の工房では殺到する問い合わせにうれしい悲鳴をあげています。
大谷選手は9日、自身のSNSで地元の特産品「南部鉄器」の鉄瓶を紹介。
写真には「ありがとうございます」というメッセージが添えられています。
鉄瓶を手がけたのは奥州市の南部鉄器工房「及富」。
こちらでも贈り主はわからないということですが、世界中から反響があり驚きを隠せません。
及富 職人 菊地海人さん
「うそだろっていうのが最初で、現実なのかどうか本当にわからない。同じモデルの鉄瓶、1年分作るくらいの注文をいただいている」
注目されている鉄瓶はドジャーブルーを思わせる色合いが特徴の「みやび」で、価格は2万4200円です。
本体は末広がりを意味する「八角形」、ふたのつまみには菊の花があしらわれていて縁起の良い一品です。
及富 職人 菊地海人さん
「ご結婚もされて新しい門出を迎えて、その中にお迎えいただけてうれしい。彼の野球人生においても故郷のものが溶け込んでいくのであれば本当にうれしい」
ドジャーブルーにちなんだ粋な贈り物。
注文が殺到していることから受け付けは一時停止となる可能性もあるということですが、大谷選手の投稿の効果で南部鉄器への注目度は今後さらに高まっていきそうです。
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