JR四国は8日に昨年度のグループ全体の決算を発表しました。3期連続の増収増益で4年ぶりの黒字決算になっています。

発表によりますと昨年度の決算は、グループ全体の連結で営業収益が533億円、本業のもうけを示す営業損益は116億円の赤字、最終的な純利益は35億円の黒字になりました。

3期連続の増収増益で黒字決算は4年ぶりです。収益は全ての事業で増えていて、運輸と飲食・物販はコロナ禍前の2019年度と比べ約95%まで回復しています。

主な要因は、新型コロナの5類移行や去年5月に運賃を平均で約13%値上げしたことなどで、過去4番目に高い純利益になっています。

JR四国の西牧世博社長は「手応えのある一定程度の成果が上がった年度だと考えている」と評価した一方で、鉄道事業は依然厳しい状況にあるとして、鉄道事業以外の収益拡大に力を入れたい考えを示しました。

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