京都府亀岡市では、廃棄する木材を使い、大阪・関西万博に設置するベンチを作っています。

亀岡市の山間部で、廃棄される枝や葉っぱを細かく砕いて作るのは「ベンチ」です。

亀岡市立の小中学校の統廃合に伴い、新しく建てられる校舎には、木の幹だけが使われるため、枝や葉は山に残され豪雨の際に、土砂と一緒に流れ出る恐れがありました。

そこで、亀岡市森林組合が京都府精華町の企業とタッグを組み、枝葉をチップに加工し大阪・関西万博で設置するベンチを作っています。

【亀岡市森林組合 山脇安三代表理事組合長】「木は50年、100年して今日まで迎えている。余す所なく使いきれる社会になればうれしい」

ベンチは万博で約2000台が設置される予定です。

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