再生医療への応用で知られるiPS細胞を美容商品に活用する実証実験が年内にも始まります。

 化粧品大手の「コーセー」がiPS細胞の関連企業などと行う実証実験では、利用者から採った血液などからiPS細胞を培養して複数の成分を抽出し、一人ひとりに合わせた美容商品を開発します。

 個人向けにiPS細胞を利用した美容商品が作られるのは国内初ということです。

 実証の結果を踏まえて美容液などを商品化する計画で、価格は12万円相当になる見込みです。

 iPS細胞自体は作製の過程で若返りがおきるため、しわやたるみなどの悩みを抱える人に対しアンチエイジング効果が期待されるとしています。

画像提供:アイ・ピース

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