働く人はもちろん、インバウンド客にも来てほしい時間制カフェとは。
空港のラウンジをイメージした、広々とした空間。
東京・銀座にオープンしたのは、時間制カフェ「タイム珈琲店」。
カラオケ館を展開する、B&Vの新業態。
入店やメニューの注文・受け取りまでをセルフサービスにすることで、人件費などを削減。
コーヒーやドリンクは飲み放題で、ランチタイムには6種類のメニューのうち、1品を無料で提供する。
料金は60分で990円。
座席にはコンセントを完備し、テレワークの利用も見込んでいる。
B&V・大沼淳常務執行役員「カラオケ業界がコロナ禍を過ぎてもなかなか厳しい。ここはオフィス街なので、サラリーマン、インバウンドも来てほしい」
人手不足や、コロナ禍による集客の落ち込みなど、さまざまな課題に直面するカラオケ業界。
B&Vでは、カラオケ事業とともに柱となる事業を模索し、2023年8月にはグランピング施設を開業。
今回のカフェは、メニューの豊富さやDX化など、これまでにカラオケ事業で培った強みを生かす店作りとなっている。
B&V・大沼淳常務執行役員「カラオケ一本できていたので、このカフェ事業を横展開していって、経営が成り立つようにやっていきたい」
今後は、銀座店を実証店舗として、全国への展開も検討していくという。
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