SNSを悪用した投資・ロマンス詐欺の被害が急増しています。香川県内の2024年の被害額は既に7億円を超えていて、警察が注意を呼び掛けています。
香川県警によりますと、2023年、県内で認知されたSNSを悪用した投資・ロマンス詐欺の被害件数は124件で、被害総額は約12億8500万円でした。2024年に入っても3月末時点で、既に86件の被害が確認されていて、被害総額は約7億6500万円に上っています。
SNS型投資・ロマンス詐欺とは、SNSのやりとりを通じて相手を信用させ、対面することなく金銭をだまし取るものです。
香川県内では、投資をすれば利益が得られると信じこませたり、相手に恋愛感情を抱かせ、投資に誘導したりする「投資名目」の被害がほとんどです。
被害者の内訳をみると、40代以上が全体の83%を占めています。これらの詐欺は1件あたりの被害額が高額なことが特徴で、警察は、SNSで知り合った人物からのもうけ話は詐欺を疑うなど注意を呼び掛けています。
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