バスケットボールB1リーグの最終戦が6日行われ、長崎ヴェルカは3連勝で今季を締めくくりました。
延長戦を2度繰り返す激闘となりましたが「スリーポイント」や「激しい守備からの速攻」などヴェルカスタイルを見せつけました。
京都ハンナリーズとのアウェーでのGAME2は序盤から代名詞の「ヴェルカスタイル」が満載でした。
第1クォーターにはベテラン司令塔の狩俣昌也が「3ポイント」を決めます。
さらに成長著しい若手の小針が、ブザービーターの3ポイントを決め、試合を優位に進めます。
しかし後半は京都の追い上げを受け、試合は5分間の延長戦=オーバータイムに入ります。
最初のオーバータイムでヴェルカはボンズがスリーポイントを決めるなど勝利をつかんだかに思われました。
ところが京都の外国籍選手にラストプレーでまさかの位置からロングスリーを決められ、2度目のオーバータイムに入ります。
ヴェルカはそれでも最後まで集中力を欠きませんでした。
「激しい守備」から「速攻」のヴェルカスタイルで主導権を握ります。
さらに、このしびれる試合で若手の小針が自己最多の15得点を記録し、京都を突き放します。
ヴェルカは粘る京都を105対102で振り切り、昇格初年度の戦いを終えました。
B1初年度の順位、ヴェルカは強豪揃いの西地区で27勝33敗の6位でした。
リーグ戦後のチャンピオンシップへの出場はなりませんでしたが、ターゲットとしていた勝率5割の30勝まであと「3」と大健闘でした。
2024年秋に始まる次のシーズンでは10月14日に開業する長崎スタジアムシティの新アリーナで戦うことになります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。