歴史的な円安・ドル高水準となる中、注目されていたアメリカの雇用統計が発表されました。市場の予想を大きく下回る内容となったことから、円相場は円高方向に振れて、一時1ドル=151円台となりました。

記者
「152円台を割り込みました。円相場1ドル=151円台後半で推移しています」

再び円安に動くかどうか、市場の関心が集まっていたアメリカの雇用統計が発表され、市場の予想を大きく下回ったことから、円相場は1ドル=153円台から1円以上、円高方向に振れました。

市場ではFRBが利下げの開始時期を早めるのではとの観測が広がり、円買い・ドル売りが膨らみました。

今週月曜日に1ドル=160円台をつけたあと、5円以上値上がりする動きがあり、おととい(1日)も4円以上円高になるなど、市場では政府・日銀が為替介入を繰り返しているとの見方が大勢です。1週間で8円を超える大幅な値動きになっています。

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