ランドセル商戦は例年、ゴールデンウィークにピークを迎えます。少子化にもかかわらず、異業種からの参入が相次いでいる理由を取材しました。

子ども
「(Q.ランドセルは何色選んだの?)水色。だってかわいいから」

 東京・日本橋のデパートでは、およそ200種類のランドセルを販売しています。

 体の負担を少なくする軽量タイプや、カスタマイズできるランドセルが人気だということです。

 また、フランスのプロサッカーチームや、化粧品ブランドがつくったランドセルなど、意外な商品も並んでいます。

高島屋 ランドセル担当バイヤー 大内優奈さん
「小さいころからそのブランドに愛着を持ってもらって、次世代のファンづくりという点からそういった(異業種の)ブランドも参入しているのかなと」

 イトーヨーカドーでは、アイスクリームのサーティーワンとコラボレーションしたオリジナルのランドセルが、最も売れています。

 少子化が進むなかでも、単価の高いランドセルは売り上げを確保できるだけでなく、広い世代に向けてブランドの認知度向上を見込めるため、様々な業種から参入が相次いでいます。

 小売り各社は、多様化するニーズにこたえる商品展開や、早期の購入に対して特典をつけるなどして他社との差別化を図ります。

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