為替介入への警戒感が高まる中、円相場では、ドルを売って円を買う動きが強まっている。

3日の外国為替市場の円相場は、一時1ドル = 152円台後半まで値上がりした。

2日朝の円相場は、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長の会見のあと4円以上値上がりし、3兆円規模で再度介入が実施されたとの見方が出ているが、そのときつけた153円ちょうどの水準を超えて円高が進んだ。

市場では、日本時間3日夜発表のアメリカの雇用統計について、円相場が再び円安に動くきっかけになる可能性があるとして、関心が高まっている。

円相場は、午後3時51分時現在、1ドル = 153円09銭~10銭で取引されている。

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