中華料理店の前にできた長~い列。

長崎市の観光地のひとつ、新地中華街は国の内外から訪れた観光客でにぎわいを見せています。

お客(県外から:祖母が長崎)
「めちゃくちゃ多いなと思って、きのうと比べたら」「(Q並んででも食べたいものは)まだ考え中です」

角煮まんじゅうなど、あつあつグルメもありますが、日中は日差しが強く最高気温は25.6度まで上がり、ひんやりスイーツを求める人も。

お客(熊本から)
「たいぎゃ(とても)暑いですね」「葛餅アイスです。(Qお味は?)おいしいです」

長崎港に中国からの大型クルーズ船も入り、お昼時は団体客でごった返していました。

長崎でも中華料理を食べるのか聞いてみると・・・。

中国からのクルーズ客
「コンビニのおにぎりを食べた。お母さんの味みたいな感じでおいしかった」

長崎市の原爆資料館にも連日、多くの観光客が押し寄せています。

原爆が投下された午前11時2分で止まった時計や、焼け野原となった街の写真など、原爆の被害を伝える展示に見入っていました。

(東京から:子供)
「傷とかいっぱいあって怖かった」「爆弾とかなくしたほうがいいと思った」

(熊本から:修学旅行以来、2回目)
「小さい頃は視覚的なもので得ることが多かったんですけど」「こういう計画で原爆に至ったとか、当時苦しんでいた方の気持ちがなおさら深く分かった」

円安の影響もあり、海外からの観光客も増えています。

(中国から:クルーズ客)
「原爆の被害にあったのは民衆で、傷は一生消えないと分かった。私たち人間が戦争を減らして、より平和な世界になって、人間同士が家族のようにいられたらよいと思った」

(オランダから)
「原爆の被害が大きかったことは知っていたが、放射線の影響などについてはあまり知られていない。二度と原爆が使われないように私たちはできる限りのことをすべきだと思った

観光地であり、被爆地でもある長崎で自分に何ができるか真剣に考えている様子でした。

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