岩手県花巻市ではスマートフォンを使ったスタンプラリーで、市内の施設を回ってもらおうという取り組みが4月から始まっています。
地域の活性化につなげようと地元の高校生が企画しました。

内記和人記者
「花巻市内の飲食店に来ています。市内では、4月からスマートフォンを使った新しいスタンプラリーが始まっているんです」

4月27日から始まった「花巻周遊デジタルスタンプラリー」の対象施設の1つ、花巻市の飲食店「Lit work place」です。

ほかにも温泉など対象の施設は市内に20カ所あり、訪れた際にQRコードをスマートフォンで読み取ってスタンプをためると、その数に応じて特産品などが当たる抽選に応募できる仕組みです。

この取り組みを企画したのは花巻北高校の生徒4人です。

地域活性化を学ぶ授業の一環で企画し、クラウドファンディングで約67万円の支援を集め今回の取り組みを実現しました。

花巻北高校2年 齋藤蒼大さん
「花巻の魅力的な観光地を訪れてもらい、花巻全体が活性化してもっと活発な街になればと私たち4人は思っている」

対象となる施設もこの取り組みを高く評価しています。

Lit work placeを経営する 高橋亮さん
「若い人たちが中心となり街を盛り上げる考え方はすごく素晴らしいと思うし、純粋にうれしい」

「花巻周遊デジタルスタンプラリー」は5月27日まで。

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