岩手県雫石町では5月2日、ホルスタインの骨格のバランスや体型の美しさを競い合う品評会「ブラックアンドホワイトショウ」が5年ぶりに開かれました。
阿部愛記者
「ホルスタインが審査会場に続々と入場してきました。堂々と歩くその姿はまるでランウェイを歩くモデルのようです」
ホルスタインの“美人コンテスト”とも言われる「ブラックアンドホワイトショウ」は、県内の酪農家の団体が品種改良技術の向上などを目的に開いているもので、新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催となりました。
会場には県内の酪農家が育てた約70頭のホルスタインが集まり、生年月日や出産経験のある・なしに分けて11部門で審査されました。
審査員はホルスタイン1頭1頭の顔つきや骨格のバランスなどを厳しくチェックし、各部門で1位に輝いた牛にはトロフィーなどが贈られました。
県ホルスタイン改良同志会 八幡勝幸会長
「先人が築き上げてきた会なので、ずっと続けていきたい。こうやって集まる機会にみんな(酪農家)と交流したい」
出場した牛たちは、レベルの高い岩手の酪農技術を象徴するように美しい姿を見せていました。
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