小林製薬の大阪工場で、床にこぼれた材料を使って、食品向けの「紅麹原料」を製造していたことがわかった。
小林製薬によると、2023年4月、大阪工場で食品向けの紅麹原料を製造した際、機械のふたを閉め忘れ、材料が床にこぼれたあと、床や機械に触れていない材料をすくい取って使ったという。
小林製薬はこぼれた材料を使った紅麹原料120kgを納品し、その後、大半を自主回収したが、残る1kgはそのまま使われたという。
大阪市・横山英幸市長「それ以外に把握しているものが全くないわけではないが、厚労省と情報をどこまで発信するか協議しながら進めている」
小林製薬は「再利用するという判断は不適切」とし、落下防止の対策や使いまわしを禁止するよう、ルールを強化しているという。
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