岩手県の「岩」と「酒」を合わせた言葉「ガンシュ」という取り組みについてです。

岩手県の日本酒の魅力を発信しようと2023年初めてこの名前の酒が販売され、4月12日から盛岡市出身の作家くどうれいんさんとコラボレーションした商品の販売が始まりました。

岩手県の「岩」と「酒」をあわせ、「ガンシュ」とネーミングされた酒。

このプロジェクトは県内の若手の蔵元たちが日本酒の魅力を伝え、新たなファンを開拓するため2023年から展開されています。

県青年醸友会 及川順也会長
「若者の日本酒離れや日本酒業界が低迷する中で、若い世代や岩手のみなさんに岩手の日本酒の素晴らしさを知ってもらいたいと思い作った商品」

ガンシュは県内7つの酒蔵がそれぞれ県産の酒米を中心に使って仕込んだ特別純米酒です。

今回企画された第2弾は、盛岡市出身で芥川賞候補作家くどうれいんさんとのコラボレーションです。

雨がモチーフの涼し気な水色の瓶には「誉れある雨が来たからもう飲もう やれやれ酔うのがいちばんだから」など、各銘柄をイメージして書き下ろした短歌が添えられています。

岩手銘醸のガンシュには金ケ崎町産米「亀の尾」が使われていて、米のうま味や酸味のバランスに優れた味わいです。

石橋美希アナウンサー
「すっきりとした甘さです。お米のうま味が存分に感じられます。口当たりはまろやかで非常に飲みやすいです」

県青年醸友会 及川順也会長
「雨をモチーフにした短歌を各社に書き下ろしてもらったので、雨の風景を感じながら一緒に召し上がってもらいたい」

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