最大10連休となるゴールデンウイーク。先月の北陸新幹線の県内全線開業も後押しとなり、前半3連休は多くの人で賑わいました。
新型コロナが5類になって初のゴールデンウイーク。金沢駅の鼓門には、大勢の観光客が写真を撮っていました。
東京からの観光客:
「そう言われてみればそうだなと。意識はしていなかったです。兼六園に行って21世紀美術館とか回ろうと思っています」
観光客:
「きのう兼六園に行って(子どもが)砂利を触っていました。市場で帰りにカニとか海鮮を買って帰ろうかなと」
金沢市民の台所、近江町市場では…
リポート:
「ゴールデンウィーク3日目となるきょうも近江町市場は朝から多くの人でにぎわっています」
買い物を楽しむ観光客の姿が。34年ぶりの円安も相まって外国人観光客も急増。コロナ禍前の活気が戻ってきているようです。
大口水産 荒木専務:
「(地震で)逆に応援しにいってあげようかなという人が増えたんじゃないかなと思います。能登の魚も少しずつ増えてきて、それをしっかり売っていきながらこれだけお客さんの顔が見られるということは幸せやなと思いながら頑張っています」
一方、南加賀地区にとっては、先月16日に北陸新幹線が県内全線開業してから初めてのゴールデンウィークです。
千葉県からの観光客:
「新幹線が通ったから来てみたくて。はやかったです、乗り換えないし。(楽しみは)温泉とおすしとか食べたい」
加賀市山中温泉。能登半島地震で一時は観光客が激減しましたが…。ゴールデンウイーク前半の三連休は客室稼働率がおよそ8割~9割。活気が戻ってきているようです。
温泉街の人は:
「東京から新幹線できましたと聞くと嬉しいですね。お客さんもものすごく歩いているしすごくいい感じ、嬉しい感じ」
今月1日にオープンした、鶴仙渓の川床。新緑を楽しむ人で満席となっていました。
大阪からの観光客:
「空気もきれいですごく気持ちいいですね。震災もあったので貢献できるかなと。北陸をぐるっとしようかなと来ました」
鶴仙渓の川床のスタッフ:
「コロナも解禁になって新幹線も開通しましたし(多くの人が)これから来られると思います。期待しています」
JRによりますと北陸への入り込みは来月3日にピークを迎えると言う事で、さらなるにぎわいが予想されます。
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