世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「エクレア」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
レジェンドパティシエは「チョコ・シュー生地・クリームの比率を重要視」
今回は、スーパーやコンビニ、洋菓子店などで販売されているエクレア12種類を比較。チェックポイントは、1.コストパフォーマンス 2.クリームの量 3.生地とチョコの味 4.クリームの味 5.全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
味に関する3項目の審査には、愛知県名古屋市のほか世界3か国に店舗展開する人気洋菓子店「シェ・シバタ」のオーナーシェフ・柴田武さんが協力した。世界を股にかけるレジェンドパティシエは、「上がけのチョコ・シュー生地・クリームの比率を重要視している」といい、特に「クリームの味」が評価の8割以上を占めるほどエクレアの要になると語る。
忖度なしにひたすら「エクレア」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
5位は「出来が素晴らしい」とプロも感心するグルテンフリーのエクレア
第5位は、ライフの『BIO-RAL お米のエクレア』(税込278円 ※番組調べ ※一部店舗では取り扱いのない場合があります)。
エクレアの生地やクリームに使う小麦粉を米粉に置き換えた、グルテンフリーのエクレア。コーティングやクリームに使われるチョコはマダガスカル産を使用し、少しビターで香り豊かな風味が楽しめる。柴田さんは、「非常に出来が素晴らしい」とカカオの苦みが感じられる大人な味を高く評価した。
素材は国産米粉のほかにも、北海道産てん菜糖や北海道産バターを使用するなど、健康志向の人にも注目される一品で、清水アナは「グルテンフリーで、こんなにおいしかったら大満足ですよ」「これは食べてみてほしい!」とおすすめした。
4位はチョコとクリームのコントラストが光る、コーヒーにこだわった渾身の一品
第4位は、銀座コージーコーナーの『エクレア(モカ)』(税込162円 ※番組調べ)。
今回ランクインした中では唯一のコーヒー味。バターの風味を活かした口どけのいい生地に、ほろ苦いコーヒーカスタードクリームを入れ、コーヒー風味のチョコでたっぷりとコーティングしている。コーヒー豆はエチオピア産のモカをベースに、4種の産地からブレンドし、工場内でドリップ。
「僕、これ好き」という柴田さんは、「香ばしさはありながら苦過ぎず、コーヒーの香りをちゃんと使っているところがいいですね」。さらに「とろ~っと出てくるなめらかなクリーム、パリッとした上のチョコレート。このコントラストが非常においしい」と絶賛した。
「コストパフォーマンス」も10gあたりの平均が約27円のところ18.2円と意外にもお得感がある、銀座コージーコーナー渾身の一品。
3位はチョコとカスタードの相性が最高にいい“王道濃厚エクレア”
第3位は、ローソンの『濃厚たまごのカスタードエクレア』(税込200円 ※番組調べ)。
ぎっしりと詰まった濃厚で王道のカスタードクリームは、やわらかさもちょうどよく、キレのある甘さ。数種類のたまごをブレンドして色味とコクをプラスしている。また、チョコは爽やかな酸味が特徴のガーナ産や強いカカオ感があるコートジボワール産などを使用して、カカオ本来の風味が感じられるように仕上げている。
柴田さんは「たまごのコクと甘みを感じながら、最後にチョコレートのカカオ感がしっかりと味わえる、満足感が高いエクレアですね」と称賛。清水アナも「チョコとカスタードの相性が最高!」「全体のバランスがすごくいい」とおいしさの余韻に浸った。
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