JR東日本は3日、車掌が始発駅に向かうために乗車する予定だった回送列車を間違えたため、乗務予定だった常磐線の列車に遅れが出たと公表しました。
遅れが発生したのは、山下駅を3日午前5時42分に発車予定だった常磐線の下り普通列車です。
JR東日本によりますと、車掌は山下駅に向かうため、午前5時3分に仙台駅を出発する回送列車に乗る予定でした。しかし、間違って別の列車に乗車し、本来乗るはずだった回送列車が発車したところで、誤りに気づきました。
車掌は職場に連絡し、タクシーで山下駅へ向かいましたが、このトラブルで下り列車は山下駅を9分遅れて発車し、仙台駅への到着は予定より5分遅れました。
JR東日本は約450人の乗客に影響が出たとして、「このような事象を繰り返さないよう指導を徹底する」とコメントしています。
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