バレーボールの「大同生命SVリーグ」の一戦が30日と1日、初めて長崎で開催されました。
九州唯一のチーム「SAGA久光スプリング」に所属する長崎ゆかりの日本代表選手も躍動しました。
SVリーグ長崎初開催の2試合は普段はバスケットボール仕様の「HAPPINESS ARENA」(長崎市)をバレーボールに対応させて行われました。
30日のGAMW1は、ホームの「SAGA久光スプリング」が「Astemoリヴァーレ茨城」と一進一退の攻防を繰り広げます。
SAGA久光の注目はゴーグル姿でおなじみ、パリオリンピックにも出場したミドルブロッカーの荒木彩花選手(23)です。
実況
「荒木打っていく、このスパイク決まりました!最後は長崎ゆかりの荒木が決めました」
荒木選手は父が五島市、母が長崎市の出身で会場には祖父の姿もありました。
祖父 竹平和則さん(79)
「もう少しですね、スプリングスのために頑張って」「ブロックで全部止めてほしい」
祖父の発破が届いたかのように、荒木選手は中盤以降、エンジンがかかります。
第4セット実況
「またしてもブロックだー、3連続ポイント、ここは長崎ゆかりの荒木のブロック!」
アタック9本、ブロック4本など14得点の大暴れで勝利に貢献し、プレーヤーオブザマッチにも選ばれました。
荒木彩花 選手
「長崎は個人的にゆかりがある場所でもあるし、SVリーグ初めての長崎開催で普段とは違ってもう一段階ギアが上がって挑めた」「見えない力を借りてできたと思うのでよかった」
新リーグの誕生で「佐賀」から「九州」全域にファン層を広げたいチームにとっても、意義深い2試合となりました。
瓊浦高バレーボール部(2年)
「自分たちもこういう風になりたいと思ったしとてもいい経験だった」「きょうもすごかったのでまた試合をしてほしいし、観に行きたいと思った」
福岡から来た親子
「(サインもらってどう?)めちゃくちゃうれしかった」「ハピネスアリーナは九州に素敵なアリーナができて来てよかったと思ったし、施設はエンターテインメントからすると最高、また来たい」
チームは2025年以降も長崎での開催を検討したいとしています。
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