郵便局で、初めてのポイントサービスが18日から始まりました。
日本郵政が開始したゆうゆうポイントは、郵便局を訪れるだけでポイントが付与されるサービス。
窓口に設置されたQRコードを公式アプリで読み取ると、1日1ポイントが獲得できます。
たまったポイントは家族とシェアができるほか、食器などのオリジナルグッズと交換することもできます。
今後は、ゆうパックの受け取りなどでのポイント付与や、郵便サービスのポイント支払いにも対応する予定です。
来店客からは「簡単でしたね。年賀状も値上がりしたニュースも聞いたし、そういうので少し助かるかと思う」「ポイント制度があると、絶対利用するようにしているのでうれしい」といった声が聞かれました。
ポイントサービス開始の背景には、郵便物減少への危機感があるようです。
2001年度にピークを迎えるも、年を追うごとに郵便物は減少。
この20年でその数は半減しました。
SNSの普及や各手続きのオンライン化が進み、苦しい状況が続く中でスタートしたゆうゆうポイント。
今後、グループ全体でポイントを連動させ、利用者との関係性を強化していきたいといいます。
日本郵政DX戦略部・石井大樹部長:
来局に限らず、全ての郵便のサービスにポイントを付けていく考えなので、順次、拡大していく予定。郵政グループとして「かんぽ生命」「ゆうちょ銀行」にも拡大していきたい。
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