鳥取県米子市淀江町に計画されている産業廃棄物の最終処分場について鳥取県は18日、事業主体の第3セクターに対し、施設の設置を許可しました。
設置許可を受けたのは、県などが出資する第3セクター「鳥取県環境管理事業センター」が米子市淀江町に計画している産業廃棄物最終処分場です。18日は県庁で、県地域社会振興部の盛田聖一部長からセンターの岡本康宏理事長に、設置許可証が手渡されました。
鳥取県環境管理事業センター・岡本康宏理事長:
安全安心な施設となるように、引き続き万全を期していきたい。
鳥取県には産業廃棄物の最終処分場がなく、県外に搬出していますが、将来的に受け入れを拒否される恐れがあることから、県は1994年に環境管理事業センターを設立。県内での建設を目指して候補地を探してきました。地元住民などの反対で計画は難航しましたが、2024年5月にセンターが設置許可を申請、県による審査の結果、周辺環境への影響がなく、技術上の基準を満たしているなどと判断、設置を許可しました。
センターは2025年度中に処分場の建設に着手、4年後である2028年度の完成を目指すとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。